【中古リノベの進め方 vol.1 】中古+リノベーションの集客戦略とは
既存住宅の流通や空き家問題に伴い新築着工数の減少や、資材の高騰、低単価リフォームに課題を抱えている事業者様も多いのではないでしょうか。
また、リフォーム事業や現在の事業を生かした新規事業を検討している事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は中古リノベーション事業における「集客」をテーマにお届けします!
集客間口が広がる「中古+リノベーション」の集客戦略とは
建築業者様が不動産仲介することで集客間口が広がる
中古仲介+リノベーションの場合、住宅購入を検討している人をターゲットとすることで集客の間口が広がります。お客さまの一般的な住宅購入の進め方は、物件探しは不動産会社、リノベーションは工務店等と分けて探すのが一般的です。しかし、このような進め方はお客様にとって煩雑な手続きとなり大変です。
また、購入した物件を持ってリノベーション会社や工務店などに行くと、想像していたリノベーションができないということが起こり、お客さまの満足度の低下にも繋がります。
そこで物件購入段階からお客様と出会い、リノベーションにあった物件を提案し、自社でリノベーション工事をすることで、お客様にとっても満足度の高い住宅購入を実現することができます。住宅探しという物件探しの不動産という川上からお客さまと出会うことでリフォームのような相見積もりもなく、お客様にとっても一社完結で住宅購入ができるため、業者様にとってもお客様にとっても満足度の高い事業モデルになります。
中古+リノベーションのターゲットは一次取得者
では、住宅購入を検討している人とは具体的にどのような人でしょうか。一般的にリフォーム会社のターゲット顧客は住宅所有者となります。そのため部分リフォームとなることが多く、低単価・相見積もりになりやすいです。
一方で、中古+リノベーション事業では顧客ターゲットが20代後半〜40代前半までの住宅一次取得者となります。このような一次取得者に対して、物件のご案内とリノベーションを提案していきます。
中古+リノベーションの集客について
中古リノベーションの集客はどのように行うのでしょうか。集客方法に関しても一般的なリフォーム事業の場合と違ってきます。
SNS集客
InstagramやPintarestを活用したSNS集客です。お客様にリノベーションの魅力を伝える上で施工事例を展開するのはとても効果的です。施工事例やお客様の声などを視覚的に展開することができるので、お客様が具体的に理想の暮らしをイメージすることができます。事例を見ることでワクワク感やしたいイメージが広がっていくのでリノベーション事業とSNSでのプロモーションは相性が良いです。
また、InstagramやPintarestなどのSNSを利用しているユーザーも多く、潜在層から顕在層まで幅広くアプローチすることもSNSの利点です。
参考:https://www.instagram.com/beathouse.0909/(リノベ不動産直営店のアカウント事例)
自社HPによる集客
お客様は情報収集をインターネットで行うのが一般化しています。そこで、自社サイトに情報を掲載し、お客様にとって情報収集しやすいサイトにし、選ばれるサイト作りをしていくことが重要です。自社スタッフの紹介でお客様に安心感を提供したり、お客様の事例や物件情報を写真や文章をしっかりと整え掲載することでお客様に選んでもらいやすくなります。
また、イベント情報やリノベーション知識を掲載することも有効です。
イベントでは、「お家探し無料相談会」などのテーマ別のイベントやオープンハウスイベントを開催し、お住まい探し・お家作りの具体的なイメージを持っていただきます。
ポータルサイトの活用
ポータルサイトとは物件情報が掲載されたサイトです。ポータルサイトに物件情報を出稿することで物件問い合わせを獲得することができます。
また、大手のポータルサイトであれば知名度もあり、掲載物件数も多く、集客力が強いです。ポータルサイトには他社も同じ物件を出稿するというケースが多く、お客様に自社を選んでいただくためには他社との差別化が必要となります。例えば、物件の写真を掲載する際に室内の写真を多くしたり、周辺の雰囲気などを記載するなど、お客様の気持ちになって、お客様が知りたいと思うような情報を掲載することが大切です。
まとめ
今回は中古+リノベーションの集客方法についてご紹介いたしました。住宅購入検討者まで集客し間口を広げることで、これまで獲得してこなかった層の案件を狙うことができます。
詳しい集客方法については、リノベ不動産本部へお問い合わせください。
▼関連記事