【中古リノベの進め方 vol.4】 中古+リノベーションの設計施工の進め方

設計施工

前回は中古+リノベーションにおける「資金計画・住宅ローン」についてお届けしました。

今回は、「中古+リノベーションの設計施工の進め方」についてお届けします!

設計の打ち合わせ

購入する物件が決まると、本格的にお客様とのリノベーションの設計打ち合わせがスタートします。

事前準備

お客様との初回の打ち合わせまでにリノベーションする物件の現地調査をします。各部屋の実寸、柱や梁の位置確認、壊せる部分とそうでない部分などの現状確認をします。

お客様には、初回のリノベーション打ち合わせまでに、ヒアリングシートの記入をしてもらいます。ヒアリングシートには、新居に置きたい家具、家電などの寸法、デザインイメージ写真をご準備いただきます。

現地調査とヒアリングシートの情報を元にリノベーション案を複数パターン作成します。

リノベーションお打ち合わせ

基本的に打ち合わせは3〜5回程実施し、打ち合わせ期間は1〜1.5ヶ月です。

打ち合わせ回数が増えてしまうと、着工日が後ろ倒しになってしまうので、スムーズに打ち合わせを進行していく必要があります。

1回目の打ち合わせでは、今後の設計打ち合わせ〜施工スケジュールの確認、プランの方向性を決めていきます。

2、3回目の打ち合わせでは、プランやデザイン、設備の仕様を具体的に決めていきます。

4、5回目の打ち合わせでは、見積もりが予算内に収まるように、お客様のご要望の優先順位を整理しながら、見積もりと工事内容を確定していきます。

施工

設計打ち合わせが終わったらいよいよリノベーション工事の開始です。工事期間はマンションで2ヶ月、戸建てで3ヶ月程となります。

着工〜解体後立ち会い

まずは既存の内装を解体し、スケルトン状態にしていきます。スケルトン状態もお客様に立ち合っていただき、改めてプランの確認をします。

中間立ち会い

柱や壁を立ち上げ、間取りのイメージができるタイミングでお客様に中間立ち会いをしていただきます。

完工立ち会い(施主検査)

完成した状態をお客様に見ていただき、不備や気になる点があればご指摘いただき、引き渡しまでに微修正をしていきます。

まとめ

いよいよお客様の理想の住宅を実現していくのが設計施工パートです。

お客様の要望を聞きすぎてしまうと、予算内で収めることが難しくなってしまうので、随時見積もりと要望のバランスを取りながら打ち合わせを進めていくことが重要です。

リノベ不動産では、パッケージリノベーションや見積もりシステムといったサポートがあるため、スムーズに設計打ち合を進めていくことが可能です。

参考:リノベ不動産|リノベーション設計施工のサポート

EVENT,SEMINAR