リノベーションニュース

中古リノベーションと持ち家リノベーションの違い

<目次>

 

1.中古リノベーションについて

お客様が中古物件を買ってリノベーションをする買い方を中古リノベーションと言います。

「住宅購入→設計→施工」の一連の流れをワンストップ(1社完結)で提供するリノベーション会社も増えてきております。

 

1.1お客様の煩雑な手続きが楽に

お客様にとって住宅購入は煩雑な手続きが多く大変です。実際に住宅購入経験者の約90%が「住宅購入プロセスは大変だった」と回答しています。(※1)
住宅購入もリノベーション工事も、アフターサポートも一社完結で進めることができると、ストレスなく住宅購入〜リノベーションを進めていただけます。

 

一方で、提供する事業者にとっては、物件探し→リノベーション設計→施工→お引き渡しまで1社で完結しますので、業務ステップは多くなります。しかし、一生に1度の住まい探しということでお客様にとって住宅購入経験はとても印象に残りやすく、大切です。そのような住まい探しにお客様のパートナーとして信頼関係を築き寄り添っていくことで顧客満足度は高くなってきます。

※1iYell株式会社調べ

 


 

1.2セットローンを組むことができる

中古を買ってリノベーションだと物件購入の住宅ローンにリノベーション費用を組み込むことができます。

 

一般的に住宅ローンは最長35年、金利相場0.5%〜2.0%となります。一方、リノベーションローンは返済期間は最長15年、金利は住宅ローンに比べて金利相場2.0%〜4.0%と住宅ローンに比べて高くなります。

 

しかし、住宅購入と同時にリノベーションをする場合には、住宅購入費用とリノベーション費用をセットで最長35年ローン、金利も住宅ローンと同じ金利で借入することができます。お客様にとって資金計画も立てやすくなります。

参照:https://www.a-tm.co.jp/top/housingloan/basicknowledges/type/housing-loane-renovation/

 


 

1.3相見積もりになりにくい

先述したセットローンを組む場合、売買契約書とリノベーションの請負契約書を同時に銀行へ提出しなくてはなりません。住宅の売買契約後はすぐに住宅ローンの審査をする必要があるため、他社にもリノベーションの見積もりをもらう時間が作りづらいのが現状です。
また、物件探しはリノベーションありきで始まるので、物件探しの段階でリノベーションのデザインを起こしたり、リノベーションに合う物件を自社でご提案していきます。そうすると自然と契約率が高まり、相見積もりになりにくくなります。

 


 

2.持ち家リノベーションについて

 

2.1需要が高まっているリノベーション

テレワークなどによる需要やお客様の住まいに対するこだわりなどによりリノベーションの需要は高まってきています。
新築業に取り組まれている会社様は過去のお客様にリフォーム・リノベーションの促進を促せるかもしれません。

 


 

2.2価格競争が激しく相見積もりになりやすい

需要の高まりもあり、リフォーム・リノベーション事業への参入企業は多く、自社独自の魅力や提案力がないと相見積もりとなり競合他社に負けてしまいます。
そのため契約前の段階でプランと見積り以外に、CGや模型などを使ってリノベーションを提案するといったような工数も発生してしまいます。

 


 

2.3仮住まい期間の発生

現在住んでいる自宅をリノベーション、リフォームするとなった場合には、その工事期間は別の住まいに移り住む必要があります。マンスリーマンションを借りたり、ホテル住まいをするなど、仮住まいの費用が発生します。また家具などの移設・保管費用も発生します。

 


 

3.まとめ

中古リノベーションと持ち家リノベーションの違いについてお届けしました。
どちらもお客様にとっても事業者側にとってもメリット・デメリットがあります。
一方で理想の住まいを叶えられるリノベーション事業には今後も注目が集まりそうです。

 

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